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【長野県初】御代田町がプログラム導入を決定、 全国4万人超の児童・生徒が受講した「プレゼン力」を育む授業開催2022.5.12

教員研修「話す力がなぜ今大切なのか」

 

御代田町(読み:みよたまち、長野県北佐久郡、町長:小園 拓志)は、一般社団法人アルバ・エデュ(東京都文京区、代表理事:竹内 明日香、以下 アルバ・エデュ)が提供する「Speak Up! プログラム」を導入することになりました。

「Speak Up! プログラム」は、「すべての子どもに話す力を」のスローガンのもと、アルバ・エデュが推進している教育プログラムです。アルバ・エデュは今年度から日本財団からの助成を受け、複数自治体でこの教育活動を推進していきます。御代田町は、未来ある子どもたちの話す力を育みたいと、この度プログラムの導入を決めました。プログラムでは、2回のモデル授業に加え、3回の教員研修を実施し、子どもたちの「話す力」と教員の意識の向上を図っていきます。また、大学の研究者と協働でプログラムの効果測定も実施し、子どもたちの「話す力」が育まれていく状況を検証していきます。

〔当日のアジェンダ〕

1.なぜ今話す力が大切か
2.世界の動向・日本の動向
3.プレゼンのコツ
4.先生方もミニプレゼン!

 

■取り組みの背景

首都圏含む県外・県内からの移住者の割合が多い御代田町では、「子どもがすくすく育つまち 子育てしやすいまち みよた」という基本理念のもと、長野県下一の教育の町、子育ての町を目指し、 子ども・子育て支援施策を推進してきました。令和元年度(2019 年度)には、公設の放課後塾の対象を中学3年生のみから、中学生全体と小学生高学年へ拡充し、子どもたちの学力向上を図るとともに、子どもたちの放課後の居場所づくりを行うなど、すべての子どもたちに質の高い教育機会の提供に努めています。これまで御代田町が取り組んできた、”子どもたちの「生きる力」を育む教育の充実”と、アルバ・エデュが掲げる、”すべての子どもに「話す力」を”という活動方針が合致したため、今回のプログラム導入決定に至りました。

 

■プログラムの概要

これまでに全国の小学校、中学校、高校で、4万人を超える児童生徒が受講している「話す力」を育むことを目的とした授業です。今回のプログラムでは、全3回の「教員研修」と全2回の「児童・生徒を対象としたモデル授業」、「先生方による研究授業サポート」を1年間で実施できるよう設計されており、大学の研究者による効果測定が実施されます。なお、今回のプログラムは、日本財団助成金で全額補助されるため、自治体側の費用負担はありません。

  • 過去に実施したプログラムの教育効果について

 過去にプログラムを実施した研究指定校では、話すことが苦手という子が減り、得意という子が増えたのみならず、一般教科の学力までもが上昇しました。

  • 教員研修のポイント

子どもたちを育成するためには、教員の皆様にも「なぜ話す力が今の時代に必要か」「話す上で普段の授業と違う点はなにか」ご理解いただくことが重要との考えのもと、子どもたち向けのモデル授業と並行して全3回で実施します。演習の時間を多く設け、教員の皆様と共により良い授業を探究するのがアルバ・エデュの教員研修の特徴です。

 

  • 過去にプログラムに参加した教員のコメント

・私はアルバ・エデュのプログラムは、子どもの話す力を伸ばすだけでなく、教員の話す力を伸ばし、さらには、教員が子どもの話す力を伸ばす力を伸ばす(ややこしいですが)ことにも貢献しているのではないかと思います。

 

・時代の変化をとても感じている今日この頃です。未来を生きる子供を育てている教員は、これから世界がどう動くか想像する力が大切だと改めて思いました。

 

■御代田町について

軽井沢町の西隣に位置し、雄大な浅間山の麓で緑いっぱいの自然に囲まれ、のびのびとした子育てを希望する世代が首都圏や近隣から移住しています。東京から新幹線で1時間余りと「交通の利便性」も評価され、2021年7月に御代田町人口は初めて1万6000人を超えました。人口の約半数は移住してきた方々で、住民年齢の若さ(0歳から19歳までが18.6%、20〜64歳までは55.2%)は、長野県内でも高い水準となっています。また、ふるさと納税の寄付金で「小中学校の給食を無償化するプロジェクト」などに取り組んでおり、子育て環境のさらなる充実を図っている自治体です。

 

所在地:長野県北佐久郡御代田町大字馬瀬口 1794番地6

町長:小園 拓志

WEBサイト:https://www.town.miyota.nagano.jp/

 

■一般社団法人アルバ・エデュについて

アルバ・エデュは、変化の激しい時代を生きる児童・生徒たちが、自己理解を深め自己効力感をもって未来を切り拓いていくために「話す力」を高める教育を全国に広げています。これまでに43,000名を超える子どもたちへの授業実績があります。

代表理事の竹内が、金融業界で海外投資家と日本企業をつなぐ仕事をする中で、「日本の優れた製品やサービスの良さが伝わっていない」という現実に何度も直面してきました。
「話す力」は環境が担保されれば訓練すれば高めることができるという信念のもと、教室内の心理的安全性をも高めるプログラムを提供しています。

 

代表理事:竹内 明日香について

東京大学法学部卒業。日本興業銀行(現みずほ銀行)を経て、2007年に独立。海外向けに日系企業情報を提供。2009年に(株)アルバ・パートナーズを設立、日本企業の海外事業や情報発信(企業プレゼン等)を支援。2014年、子どもの「話す力」の向上を目指す(社)アルバ・エデュを設立。教員研修や児童・生徒を対象としたモデル授業を展開。株式会社日陸社外取締役。一般社団法人未来の先生フォーラム理事。公立小元PTA会長。2022年5月には書籍『すべての子どもに「話す力」を』を出版。二男一女の母。

 

所在地:東京都文京区音羽1-17-11 花和ビル308号

設立:2014年12月

代表理事:竹内 明日香

WEBサイト:https://www.alba-edu.org/

 

<本件に関するお問い合わせ先>

御代田町教育委員会

学校教育係長 萩原拓哉

miyota@town.miyota.nagano.jp

一般社団法人アルバ・エデュ 

広報担当 localgov@alba-partners.com