日本財団【第三の居場所】向けオンライン社会科見学 ムーゼの森開催2021.5.21
2021年5月21日(金)一般社団法人アルバ・エデュは
日本財団が運営する【第三の居場所】向けにオンライン社会科見学を開催いたしました。
第三の居場所は、子どもたちが放課後に安心して過ごせる居場所を提供し、生き抜く力を育むことを目的とした
拠点です。
新型コロナウイルスの影響、または家庭の影響で習い事および社会体験が少なくなっている子どもたちに「オンライン社会科見学」という形で新しい体験を提供する活動をしています。
今回、昨年のオンラインおうち学校でも協力いただいた
ムーゼの森<軽井沢絵本の森美術館><エルツおもちゃ博物館・軽井沢>
を社会科見学させていただきました。
入口から軽井沢絵本の森美術館の景色を動画で見せていただき
グリム童話とペロー童話の違いを学ぶ絵本のクイズをしていただいたり
クルミ割り人形やクリスマスピラミッドの実演をしていただきました。
印象的だったのは子どもから
「くるみ割り人形で豆腐は割れますか?」
という質問をもらったこと。
ムーゼの森学芸員の畑中様が
「いい質問ですね!豆腐は割れるというより崩れちゃうね。
それと水分が多いから、木でできているくるみ割り人形にはあまりよくないかもしれません」
と答えていただいたのです。
豆腐は割れますか?という少しふざけた感のある質問に対して
真摯に答えていただいたことで
「くるみ割り人形は木のおもちゃだから水分のあるものは割ってはいけない」
という学び・気づきにつながりました。
質問を否定されず、受け止められて気づきにつながる。
子ども達にとって素晴らしい経験になったと思います。
ろうそくに火をともすとプロペラが回るクリスマスピラミッドでは
その美しさとともに、どうしてプロペラが回るのか、という仕組みも学ぶことができました。
オンラインでは触ることはできないけれども
見て、それについて思ったことをどんどん質問することで
リアルと同じような学びをすることができます。
普段行くことのできない場所の美術館・博物館の見学で
「くるみ割り人形が面白かった」
「クリスマスピラミッドの仕組みにおどろいた」
と子どもたちの感想をもらいました。
今後とも第三の居場所に向けて、オンライン社会科見学を開催していきます。
ムーゼの森のみなさま、ご協力ありがとうございました。