2015年より、東京農業大学国際バイオビジネス学科にて、代表竹内が受け持っている『キャリアデザイン×プレゼン』のゼミも7年目となりました。 そして、2019年後期より、同大学の非常勤講師として『ビジネススキル』の講義も行っています。 (ゼミ・講義共2021年以降も継続します) 内山智裕教授(東京農業大学国際食料情報学部国際バイオビジネス学科)よりコメントをいただきました。 竹内明日香さんには、2016年度より毎年、私どもの学科学生にプレゼンテーション指導に来ていただいています。その内容は、プレゼンテーションの構成などのテクニック面にとどまらず、伝える力の重要性、プレゼンテーションを行うに当たっての心構え、プレゼン時の呼吸法・姿勢に至るまで、すぐに取り組め、かつ長期に取り組むべきことを教えていただいており、毎年学生から絶賛されています。(内山ゼミの活動で最も良かったこととして「プレゼン講座」を挙げる学生が多く、他にも有意義なゼミ活動をしているつもりの教員としてはややショックです:笑) また、2020年度からは学科選択科目「ビジネススキル」の講義もご担当いただいています。多彩で多才なゲスト スピーカーをお招きいただく講義の内容は、「社会起業家講座」とも言えるもので、就職を控える学生に大きな刺激になっています。 内山教授、ありがとうございました。 2020年はコロナ禍でオンライン開催となりました。 学生の皆さんも対面での授業とは違い、通信環境の事情等難しい部分があったことと思います。 そんな中ではありましたが、全員が最終講義のプレゼンテーションまでたどり着くことができました。 最後の講義では、ほとんどの学生さんがキャンパスに集まってくれました。 企業でのインターンの枠が狭かったため、夏休み前に「たとえ企業のインターンが難しくとも、ボランティアに参加するのであれば開いてる門戸はたくさんある。とにかく自分の世界を広げてきて!」と話しました。 その講義を聞いて、夏休みに「高齢者のお買い物を手伝う」というボランティアに参加した結果を話してくれた学生さんもいました。 2020年は留学生がおらず、少し前までは留学生に向けて講義の半分を英語で行っていたことを思うと、すべて日本語で済んでしまった今回は少し寂しくもありました。 就活に臨む立場からすると、今年はこれまでにはない厳しい環境です。 悔いがない就活、そして社会人生活を送ることができるように、と願ってやみません。 みんながんばれ!!
私立大妻中野中学校・高等学校にて、代表竹内が 「人に伝わるプレゼンテーション」の授業を実施しました。 大きく頷き目を輝かせながら真剣に聞いている 生徒の皆さんの姿がとても印象的でした。 【基本編:実施内容】2019年11月14日 ・何のためにプレゼンするのか ・プレゼンする前に、自分の弱点をみつめる ・「考える」「見せる」「伝える」の三部構成 ・発声練習 ・次の授業に向けてプレゼン課題 1分/パワポ資料2~3枚 ~担当の先生より~ 竹内さんの心引き込まれるお話と、テンポのよいグループワークで、 90分の授業があっという間に感じられました。 生徒達は、プレゼンの仕方を専門的に学んだことがなかったので、 たくさんの気づきがあったようです。 次回の発表がとても楽しみです。 【発表編:実施内容】2019年11月28日 今回は1人ずつ1分プレゼンテーションをし、それぞれに講評をする という授業を行いました。 とても頑張って準備してきたのが分かる素晴らしいプレゼンテーションでした。 これからの時代、より「正確」に「自分の言葉」で「気持ちを発信」することが とても重要になります。 今回の授業が、これから社会に出るときの武器になりますように。 応援しています! ~プレゼン終了後の感想より~ ・(既存の)グラフをより伝わるデザインに自分で作り変えるという発想はなかったので、今度のプレゼンでしてみようかなと思いました。 ・時間内にどれだけ自分の主張を言えるかが、これから勝負であることを学びました。 ・発表者それぞれにカラーがあり、1分間でまとめるのが難しい中、みんな頑張ったと思います。 ・発表の最初に一番言いたいことを言うことや、短い時間の中で優先すべきことを考えて伝える大切さが印象に残りました。
スペシャル対談2019.3.18「文林中学校に根付いたもの」 本郷先生: 竹内さん、文林はいま「プレゼンの文林」と言われています。 プレゼンテーションが文林の伝統になるとも期待を持っていただいています。 それをいろいろな方から耳にする度に、教員一同、内心笑顔になっています。 竹内: 今回卒業したこの学年は、授業を通じて一人ひとりの成長に寄り添わせていただき、その中で、プレゼンが上達するとともに自信もつけてくれていたように感じました。 文林中では、子どもたち同士の仲間意識が強いことも素晴らしいことですね。 人前でのプレゼンって、勇気のいることですから、自分のプレゼンを受け止めてくれる仲間がいることで、安心して頑張れたのだと思います。 自分の伝えたいことを、しっかりと伝えることができるから、またそこで、仲間意識が深まっていく。そんな相乗効果がありますね。 本郷先生: 文林は全校54名ですから、そのアットホーム感を大切にしながら子どもたちを育てています。 私のところには、毎日、全校の生徒が話しに来ます。 彼らと接していると、アルバ・エデュのプレゼンテーション授業で培った「話すちから」が、日々の学習や生活、校外学習などさまざまな場面で生かされていることを感じます。 アルバ・エデュの皆様との取り組みを始めたのは 2017年9月ですが、たったの一年半でとても大きなうねりとなって、学校や生徒が変わっていきました。今回、卒業したあの子たちを見ると、改めて大きな力になったと感じています。 文林中学校の奇跡 の活動報告もあわせてご覧くださいませ。
6月29日(土)いわき市教育委員会のお招きで、いわき生徒会長サミットワークショップを開催しました。 いわき生徒会長サミットは、いわき市公立中学校生徒会長が一堂に会し、「将来への夢や希望を持ち、変化の激しい現代社会の中にあっても、生き抜く逞しさを持った子どもに育てたい」と「未来創造探究事業」として発足し9年目を迎えている事業です。 今回、初めてワークショップ実施させていただき、この事業の意義、いわき市の生徒会長皆さんの底力、教育委員会の先生方の熱意を感じる素晴らしい機会でした。 いわき市の次世代育成へのお取組みと私どものワークショップがどんな化学反応を起こすのだろうとワクワクいたしました。 随所で、自分の考えや意思を持ち、学校での使命やいわき市の未来を担っていることを感じさせてくれました。 ワークショップが進むほどに熱量多く、最後のプレゼンでは、生き生きとした表情で語ってくれました。 代表プレゼンでの生徒は、学校のいじめを撲滅しますと宣言してくれた言葉には胸が熱くなり、スタッフにとりましても気づきの多い時間となりました。 弊社団の理念である「日本の子どもに話すちからを育て、次世代の未来を輝かせる」ことを、このいわきの生徒たちが実現してくれるものと確信しております。 先月、今月と福井、宇都宮、岐阜、いわき、茨城と出前授業をさせていただきました。 各地での教育がうねりなりますように、日本全体にプレゼン教育が浸透していくことを目指して、一つ一つを積み重ねてまいります。 いわき市教育委員会の皆様に心より御礼申し上げます。
福井大学教育学部附属義務教育学校にて、5・6年生計150名を対象に、プレゼンテーション力を育成する出前授業を実施しました。お招きいただくのは今年度で2年目となります。 福井大学教育学部附属義務教育学校前期課程で取り組まれている社会創生プロジェクトで国語科の「話す力」・「聞く力」を身に付けるための学習の一環としてプレゼンテーションを取り入れておられます。 地方創生の観点から、地元の魅力を言語化してプレゼンテーションするという授業も実施されていらっしゃいます。 この日も積極的に手を挙げて発言する児童が多く、6年生は、「去年こう言ってた!」とコツをすべて暗記している子も複数おり、活気ある授業となりました。 (前年度実施 2018年度) 福井県は、起業率日本一、女性の社会進出日本一の県です。いずれも日本が世界に遅れをとる分野で、国内では先進的な県。子どもたちのプレゼンワークで創出されるアイディアにはその地域性を感じさせるものが多々ありました。 県民福井、福井新聞の両紙にも授業の様子を掲載していただきました。 2019.6.11 日刊県民福井新聞記事掲載 2018.7.7 福井新聞記事掲載 この度お招きいただいた五十嵐教諭からは、「子どもたちにとっても、教員にとっても、非常にいいお話を伺うことができました。 約150名の今後の人生に大きく影響するきっかけを与えてくださったと、私は思っております。」とのご感想をいただきました。ありがとうございました。
2018年11月21日、都立小石川中等教育学校4年生(高校1年生)でのキャリア教育×プレゼンの授業において 「フューチャーデザイン」プログラムを導入いたしました。 フューチャーデザインは、高知工科大学の西條教授、大阪大学の原教授らが提唱するプログラムで、 仮想将来人として未来の姿を議論するものです。 現世代が将来可能性を最も発揮できるような社会の仕組みをデザインすること、あるいはそのための学術研究と実践になっています。 フリーディスカッションを繰り返し 最後は現代人に向かってプレゼンをします。 自分が「仮想将来人」になったとして、現代人に向かってプレゼンをすることにより その将来世代が生きる社会を想像する経験を経ると、その実現のために頑張りたいと思うということ。 社会がどのようになるといいのかを考えるようになります。 生徒たちからは、想像を超える多様なプレゼンが飛び出し 担任の先生からは 「非常に面白かった」 ある生徒からは 「笑い過ぎてお腹が筋肉痛になりました」 という声をいただきました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 実施授業:キャリア教育×プレゼン フューチャーデザイン 授業時間数:2コマ×2回 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
豊島区立南池袋小学校にて6月14日に行われました研究授業に、代表竹内が来賓としてお招きいただき、 次いで、2017年6月26日に行われました教員研修には講師として参加させていただきました。 過去に6回ほどアルバ・エデュが出前授業をお届けしております。 6月14日(水)は「日本の伝統・文化の良さを世界に発信できる子どもの育成」に基づくプログラムが行われており、その成果発表の場でした。 同小6年生60名あまりの児童は1学期をかけて総合の時間に、「英語で日本文化をプレゼンするという課題にチャレンジしました。 まず日光への移動教室に行く前から、文化財についての調べ学習をし、それを英語にして、いざ日光では外国人観光客に話しかけて、 その文化財まで同行してもらい英語で文化財の説明をしてみる、という難題にトライ。 さらに一連の総合の時間 の締めくくりとなった今回の授業は、近隣の日本語学校に通う外国人20名を呼び、各班に分かれて紙や寸劇も交えて英語でプレゼンを行いました。 いずれもかなりハードルの高い内容でしたが、「外国人に話しかけることができた」「英語でプレゼンができた」、 とそれぞれに自己肯定感が高まった様子が感じられました。今後の人生において大きな自信を得たものと思います。 その後に行われた研究会では、帝京大学教職大学院の小関先生から新指導要領に基づく解説いただいた後、竹内が登壇し、以下の3点についてお話し申し上げました。 ①今回の感想(今回の留学生は東洋人が多かったのでおとなしい反応だったが、 そうした西洋東洋の違い、多様性、という観点から子どもたちと話し合っても面白いかもしれない。 昨今の就活生の変化と今回の授業の関係、さらに良くするためのポイントなど) ②現在、アルバ・エデュが都立高校などを含めて行っている取り組み(プレゼンをやってもらいつつ、自己肯定感を高める仕組みについて) ③現在の研究対象であり、社団の論理的バックボーンになっている事項について (新指導要領のみならず、ギリシャ・ローマから現在の欧米の指導要領につながる思想や日本古来の文化について)お話しいたしました。 ついで6月26日には、教員の皆様に向けたプレゼンテーション教育についての研修に竹内が講師として参りました。 簡単に現在のアルバ・エデュの取り組みをご説明した後、短い時間ではありましたが、有意義なディスカッションをさせていただきました。 先生方からは、今後の授業にどうプレゼンを生かしていくか、どのようなステップでプレゼンを教えるか、どのようにして児童の自己肯定感を高めたら良いか、など積極的にご質問いただきました。積極的に質問をされる先生方のキラキラした目が印象的でした。先生のお一人は学校での実践を共有するプレゼン大会で、金賞に輝いたばかりと伺いました。 今後もこのように現場の先生方のお役に立てることがあれば、アルバ・エデュとしして積極的にサポートに参りたいと思います。 先生方の貴重なご意見をプログラム作りに反映させ、より良い授業を提供できればと考えています。