お茶の水女子大学 未来拠点ゼミ

2021年5月20日(木)今年で二年目となるお茶の水女子大学での
「未来拠点ゼミ」全3回の授業を終了しました。
同大学および附属高等学校の生徒計42名が入ってくださいました。

今年は、昨年度よりコマ数が増え、またファシリテーター役として入ってくださる
ブリヂストン社の若手社員の皆さまにも研修を実施するなど、多くの接点をいただきました。

<受講学生・生徒の感想>
〇私は竹内先生のお話がどの回のもとても印象に残っています。最近全部オンライン授業で家にいることが多くて、コロナがいつ終わるかわからないし、友達にも会えないし、と生活の中で特に良いこともうれしいこともなくて人間として腐りそうだったけれど(笑)、竹内先生は大変なこともたくさんあるはずなのに、いつも前向きな言葉で授業をしてくだっていたからだと思います。自分も他の人に良い影響、一緒に話していると前向きにさせられるような人間になりたいと思いました。
〇今まで3回竹内先生の授業を受けて、自分の中で考え方が少し変わったような気がします。今までは何をするにも人の目が気になって、ましてや新しいことを始めるとき、新学期などは本当に苦痛でしかありませんでした。しかし授業を受けた今は、少しくらい失敗しても大丈夫、人生終わりじゃないし。と、なぜかポジティブに物事を考えられるようになった気がします。
また、プレゼン力のお話がありましたが、私は来月にバイト先の塾で、受験生に向けたプレゼンを行わなければならず、大学生としてしっかり伝えられるか心配でしたが、授業で習ったたくさんのポイントを最大限に発揮して、自分の経験値になるんだーくらいの気持ちであまり緊張せずに挑みたいと思います。こんなに少ない期間だけで竹内先生から学んだこと、印象に残った言葉などたくさんあるので、時間がたっても今のポジティブな気持ちを忘れないようにしたいです!!
〇私はプレゼンが苦手です。なので、来週もしっかり発表できるか不安です。
しかし、この講座を通して、なぜ自分が苦手なのかを考えたところ、それは「自分が発表することに対しての頭の中の知識が足りていない」ということでした。私は、今まで調べたことや考えたこと発表に使うパワーポイントを書きながら整理して、調べた内容がしっかり自分の中に入っていなかったのだなと気づきました。その意味で、準備にはもっと多くの時間をかけるべきだということもわかりました。うまく言葉に表せないけれど、そうした感覚を感じられて、すごく自分で納得していて、この講座をうけられてよかったなと感じています。

〇相手に自分の言いたいことを伝えるためには、自分の話し方が一番大事だと思っていましたが、今日の授業を聞いて伝えるときに用いる資料もとても大切だと分かりました。特に資料でも話したい内容によってどの資料が一番いいのかは大きく変わることを竹内さんの授業ではっきりと感じました。

〇「プレゼンをする上ではストーリーが大切、そして自分がどんな人間なのかを表現するのがその第一歩につながる」というお言葉はとても印象的でした。プレゼンはあくまでも伝えたい内容を強調することが大切であって、自我はむしろなるべく出さない方が良いものだと思い込んでいたため、とても新鮮でハッとさせられました。

<ブリヂストンから派遣のお茶の水女子大学 グローバルリーダーシップ研究所 角田彩乃様より>

竹内さんには昨年度に引き続き、本年度もゼミ授業にご登壇いただきました。「未来起点ゼミ」はお茶の水女子大学と㈱ブリヂストンとの産学連携プロジェクトの一環で女性リーダーシップの育成を目的としています。
VUCAと言われる時代に求められるリーダーシップの形も変わってきていると思います。ゼミでは、①自分の好きの軸や自分が何をしたいのかを発見し他者に伝えられる力、②今の世の中の社会課題は何か、何が求められているかを考えられる力、③自分と社会との繋がりを考え他者との対話で深めていく力をつけることを目指しています。竹内さんとの打合せでこれらの要素を入れてカスタマイズしてほしいとお願いしました。
今年度は更にブリヂストンからの従業員がファシリテーターとしての参加をするという複雑な内容となりましたが、こちらも快くご対応いただきスタッフの皆様に安心してお任せできました。
実際の授業では、竹内さんの豊富な経験ならではの進行で、年度が始まって間もなくで人前で話すことに自信のなかった学生にどんどん笑顔や対話が増えていきました。学生の対話中心のこのゼミとして、ねらい通りのとてもよいスタートが切れたと思っており、とても感謝しております。

生徒の皆様が、話す力で世界を変えていくのを楽しみにしております!

大学の講師ご依頼、出前授業のご依頼はこちらから

https://www.alba-edu.org/archives/contactus/