小学生向けワークショップ『ロジカルシンキング x プレゼンテーション』開催2015.10.4
2015 年10月4日に小学3年生~6年生を対象としたワークショップ(Vol.17)『ロジカルシンキング xプレゼンテーション』を開催いたしました。
昨年8月の「問題解決法を学ぶワークショップ」
本年3月に実施した「ロジカル・クリティカルシンキングワークショップ」
に続く第3弾となる今回のワークショップは
社会人向けリーダーシップ研修などを行うチェンジウェーブ共同代表の*河村有希絵さんとの
コラボレーションで企画いたしました。
まず、子どもたち各自が自己紹介をした後、河村さんより「わかりやすく伝えるということ」と題したプレゼンテーションに関する講義をいただきました。子ども向けに明快でわかりやすくまとめられた講義を通じて、子どもたちは、自分の思いをどのようにまとめ、構成すれば、相手にわかりやすく伝わるのかを学習しました。その後はグループに分かれて、与えられたお題に対して、賛成・反対などの意見を、それぞれの理由とともにディスカッション。アルバ・エデュのファシリテーターのサポートも得ながら、各グループが意見を一つにまとめ上げたその後は、その意見を一つの「ストーリー」へと組み立てて、相手を納得させるプレゼンテーションへと完成させていきました。
実際の発表前には、アルバ・エデュの鉄板メニューとなっている発声練習を通じて、聴衆に届く声の出し方を確認、またリハーサルでは、アルバ・エデュの竹内と河村さんから、より具体的なプレゼン指導をいたしました。保護者や参加者の前でのプレゼンテーションでは、子どもたちの多くが、チームで話し合ったことを、台本も見ないで、ロジカルにまとめて発言していました。 すでに複数回、アルバ・エデュのワークショップにご参加いただいているお子さまの中には、まず結論を述べてからその理由を要点よくまとめるなど、ご参加いただいた当初と比べて大きな進歩が見られるようになりました。プレゼン後後の質疑応答セッションにおいても、リスナーから多くの質問がプレゼンターに寄せられ、大変な盛り上がりを見せた内容となりました。
アルバ・エデュでは、正解のない問題に対して、いかに論理的に考え、自分なりの意見や解答を導けるかは、トレーニングを続けることで養っていくことができると考えております。また、そうして導き出せた意見を、人前でも臆せずハキハキと、相手にとってわかりやすく伝えていく力が身につけられるよう、今後もさまざまな活動を通じて、その機会を提供してまいりたいと思っております。