alba edu

お問い合わせ

埼玉県戸田市美谷本小学校にて教員研修開催2023.2.7

ピックアップ 教員研修

2023年2月3日、埼玉県戸田市美谷本小学校で教員研修を行いました。
戸田市は毎年市の教育委員会主催のプレゼン大会が行われるなど、プレゼンに対してとても熱心な市です。
美谷本小学校もこのプレゼン大会に毎年出場する等、プレゼン教育に力を入れている学校です。

 

教員研修では、プレゼンが子どもたちに与える効果や取り組む目的について先生方と再認識をしました。
教育の出口である社会ではコミュニケーション能力が今最も求められているにもかかわらず、学校の授業では「話す力」を育てる教育が不十分であることを竹内が語ると、何度も頷く先生方。
学校現場で子どもたちを日々指導していらっしゃる先生方も、この子どもたちの「話す力」について課題を感じている様子でした。

 研修の中で、「プレゼン発表のために原稿はつくるべきか?」という問いに対して全員で考えるというワークがありました。
「原稿は作るべき」「原稿は作らないべき」様々な意見が出ました。
特に印象的だったのは「原稿はつくらない。つくるならメモ程度で。
なぜなら、プレゼンする子どもの気持ちや思いが聞く側にダイレクトに届くのは、原稿を読み上げる時ではなく、もっている熱量で語り掛けるように話す時だから。」という意見。
アルバ・エデュの授業では、人の心を動かすためにプレゼンがあるとお伝えしています。
「~が好き!」「~がしたい!」という純粋な思いの力は、聞く側の心を大きく動かします。
そして、思いが聞く側に届いたと感じる瞬間、発表した子どもの自己肯定感や自己効力感は大きく高まります。
子どもの思いを大切にする美谷本の先生方だからこそ、本質的な議論ができたと感じます。

 

 研修が終了した後、担当の先生が一言「明日から美谷本小は変わります!」と力強く言ってくださいました。
受け身ではなく能動的に学ぼうとする姿勢、学んだことを子どもたちに明日から還元しようとする熱意が美谷本小学校の先生方からは感じられました。
こういった姿勢や志を忘れずに持ち続けている先生方こそ、これからの新しい教育の担い手になり、子どもたちを未来の明るい方向へ導いていってくださる先生方だと確信します。
これから美谷本小学校では実際に5年生へアルバ・エデュの授業をお届けします。
意識高い先生方と協働で授業を子どもたちに届けられることを、今から楽しみにしております。

 

box